国連で採択されたSDGs(持続的な開発目標)に対し、当社が貢献できる取り組みを次のように整理しています。

女性活躍推進

数値目標
当社は女性管理職比率を2026年3月末までに15%以上とすることを目標としております。将来、多くの女性従業員が当社の中核人材として活躍することを実現するために、多角的な視点から女性の就労環境の充実を図ってまいります。なお、取り組み内容の詳細については、厚生労働省HP「女性の活躍推進企業データベース」にて公表をしております。

くるみんマークの取得
当社は次世代育成支援対策推進法(平成15年法律第120号)第13条に基づく、厚生労働省の次世代認定マーク「くるみん」を2014年、2022年に取得しました。引き続き仕事と子育てを両立できるよう職場環境の充実に取り組んでまいります。

取り組み
当社では、女性の産前・産後休暇制度の他に、性別にかかわらず全社員の活躍を促進すべく、下記の制度を導入しております。

  • 育児休暇制度
  • 時短勤務制度
  • 子の看護休暇制度
  • スライドワーク(時差出勤制度)

なお、社員の女性割合は2023年3月31日時点で47.8%です。

働きがいのある職場の実現

多様性の確保
当社では海外及びインバウンド市場をターゲットとした事業の推進に向けて多様な人材を積極的に採用しています。新卒採用も含めこの割合を増やし、多文化で多様な人材が活躍できる職場を目指します。また、組織の多様化や多文化交流を促進するべく、外部の英会話スクールに係る一部の費用をサポートする制度を設けています。

社員の健康支援
当社では、定期的な健康診断とストレスチェックの実施、産業医による個別指導など、社員の体調・メンタル面での健康管理のための活動を実施しています。また、社員が健康にいきいきと働くことをサポートするために、月5回までのスポーツジムにかかる費用を福利厚生の一環として負担しています。

イノベーションの推進

当社には社員の約4割にあたる多数のシステムエンジニアが在籍しており、ほぼすべてのシステム開発を内製化しています。これにより最先端なテクノロジーに関する情報をいち早く取り入れることができ、さらにそこに自分たちの発想・創造を加えることで、イノベーティブなサービスにつながる開発を速やかに実行できる体制を実現しています。今後さらにそれらを強化していき、社会に新たな価値と更なる利便性を提供できるよう取り組んでまいります。

地域と伝統文化への貢献

旅行を通じた地域社会の活性化
当社が運営する旅行比較サイト「トラベルコ」は、国内外の旅行会社やホテル、航空会社など、1,500以上の旅行サイトが販売する旅行商品をワンストップで横断的に検索・比較できるサービスの提供をしており、ユーザーは各地域の旅行商品の中から希望する商品を簡単に見つけることができます。また、「トラベルコ」では、地域や観光スポットなどの情報発信も行っており、各地域の魅力を伝えるためのさらなる情報量の充実を進めています。このようなサービスを通じ、当社は、各地域への旅行を促進することで、地域社会の活性化に取り組んでいます。

伝統文化への取り組み
当社は、日本が誇る伝統文化である伝統工芸のすばらしさや魅力を、伝統工芸作品紹介サイト「GALLERY JAPAN」やSNSなど、インターネットを通じて広く世界に向けて発信するとともに、伝統工芸の市場拡大に向けて取り組んでいます。

オフィスでの環境配慮

オフィス内の電球はLEDライトを使用すると共に、利用するコピー用紙に関して「FSC認証用紙」を使用することで環境配慮に取り組んでいます。また、現在世界的に問題視されている「海洋プラスチック問題」への取り組みとして、従来利用していた使い捨てカップを廃止するため、各社員にマグカップの配布を行いました。

コーポレート・ガバナンス

当社は、経営の健全性、透明性及びコンプライアンスを高め、継続的に企業価値を向上させていくことで、ステークホルダーの皆様からの信頼を得るとともに、持続的な成長を目指します。

企業や地方自治体などとのパートナーシップ推進

当社は、国内大手旅行会社、国内外のOTA、国内外ホテル及び国内外航空会社等の旅行業界のパートナーと協同し、観光業の促進に向けて取り組んでいます。また、企業間パートナーシップだけでなく、地方自治体や公益法人など、幅広く社会と協同して社会課題の解決に取り組んでいます。